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パドリングを始めたい人への八か条
パドリングを始めたい人への八か条
パドルスポーツと一口に言ってもカヤックやカヌー、またはSUP(スタンドアップパドル)などの様々な種類があります。
刺激または憩いなどを求めて、家族や友人と一緒に、スポーツ選手や団体として、または探検家や放浪者など様々な人々がこのユニークなアウトドアを楽しんでいます。そして違った視点から地元を探検して、これまで知らなかった人と知り合ったりしながら、私たちの住む世界を見つめ直すことができます。
パドルスポーツを始めようと思っているけれど、何から始めればいいかわからないという方は以下のヒントを参考にして、
このスポーツに挑戦してみてください。
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#1 パドリングできる場所を探す
パドルスポーツのコミュニティはソーシャルメディアでも盛り上がっています。お気に入りのブランドをフォローしたり、カレンダーでイベントを探したり、地元のパドリンググループに参加したりすることができます。私の地元ではFacebook上に「South Wales Kayakers」というグループを作り、そこではパドラー同士がコツやアドバイスを提供したり、旅行の計画を立てたりしています。また、現地のアドバイス、パドリングに最適な場所、川の危険情報などの情報もたくさん投稿されています。
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#2 試してみる
アクティビティセンターやクラブなどでパドリングを一通り楽しめる、短時間の体験コースが手頃な価格で提供されていたら、参加してみましょう。この体験セッションでは初めてボートに乗る人が参加し、「自分は向いているのか」という疑問に対する答えが得られる機会でもあります。そして、コースのインストラクターが基本的なテクニックを紹介してくれ、次のステップへのアドバイスがもらえます。
ぜひ、お近くのパドルスポーツセンターを探して、予約をしてみてください。
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#3 友人を連れていく
セッションが始まるまでの待っている時間を紛らわすためにも友人を連れて行くと良いでしょう。多くのクラブは皆さんを歓迎してくれますが、そばに友人がいると自分の生活のコンフォートゾーンから抜け出すときに起こる緊張感が緩和されますし、終わった後にセッションについて友人と話し合ったりもできます。もし友達が2回目には来なかったとしても、一人で何かに挑戦するというハードルを乗り越えたことには変わりがありません。
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#4 クラブに入会する
他のパドラーと知り合ったり、一緒に旅行を計画したり、水上で交流したりするには気の合う仲間が集まるクラブが一番です。ほとんどのクラブではパドリングに必要なギアが用意されているので、まだギアを買い込んでいない人にとっては好都合かもしれません。
みんなで一緒に川にいったり、冬にはプールで練習したり、楽しいイベントもあります。またお金をあまりかけずに定期的に川に出られることも魅力です。
スラロームカヤックやスプリントなど1種類のパドルスポーツに特化しているクラブもあるので、1つのクラブだけでなく、他の地域のクラブや色んなパドルスポーツを試して、自分に合うものを探してみてはいかがでしょうか。
良心的なクラブではいろんなことを教えてくれますが、もう少しパドリングが速くなりたい、あるいは特別な旅行の計画を立てたいと思っているなら、他を当たってみるのもいいかもしれません。次でそれについて語りたいと思います。
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#5 プロの力を借りる
基礎テクニックをしっかりと築くことは、大切なことであり能力の成長速度に関係します。パドリングを一度始めてからテクニックを見直したり、悪い癖を直したりするほうがずっと難しいです。そのためにインストラクターが存在するのです。アクティビティセンターでフリーランスのインストラクターが働いていることは幸運かもしれません。
止水から急流までのパドリング技術を指導してくれるコーチやインストラクター(団体でも個人でも)を雇うことができたら上達が早くなるのは間違いありません。ギアに関することやどこでパドリングすればよいか、何を避けるべきか、何を練習すべきかなどのアドバイスも教えてくれます。
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#6 団体に加入する
ヨーロッパではブリティッシュカヌー【British Canoeing】や【Deutscher Kanu Verband】などの国の関連機関に加入すると、水路の使用許可や保険の割引など会員特典がたくさんあります。
パドルスポーツに初めて足を踏み入れる方は、まずブリティッシュカヌー【On the Water Membership】をご覧ください。
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#7 ギアの購入
水上に出てからしばらく経ちパドリングの素晴らしさが感じられたら、ギアの購入を考えましょう。
では、何から始めれば良いのでしょうか?
続けてみたいパドリングの種類が分かっていたら、最初に買うギアは【パドル】や【PFD】浮力補助具や【ウェットスーツ】などですが、クラブのギアを借り続けて、いろいろ試すのもよいでしょう。使い慣れたパドルや自分にぴったりのPFDがあれば、そちらを購入しましょう。
カヌーやカヤック、またはパドルボードを購入できるのであれば、【パドルスポーツ専門ショップ】を訪れてみましょう。多くの場合、パドラーによって経営されており、知識豊富なスタッフによって探している製品を選んでくれます。
また、多くのショップでは、カヌーやパドルのデモ機を用意しており、自分にしっかりと合ったボートを選ぶことができます。
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#8 辛抱強く
辛抱強く時間をかけて様々なセッションやパドリングを試してみましょう。地元のスイミングプールで行われるインドアのカヌーポロがぴったりかもしれませんし、日曜の朝、河で行われるSUPヨガセッションが合うかもしれません。いろいろなクラブを試してみて、自分に合ったクラブを見つけてください。
一晩でエレン・マッカーサー(Ellen MacArthur)やレイ・ミアーズ(Ray Mears)になれなくても、自分を責めないでください。自分自身にいくつかの目標を設定して、努力し続けてください。続けている限り後悔の念に駆られることはないです。
あなたの挑戦は今、始まったばかりです。
その挑戦を楽しみ始めたところなのです。
Hwyl Fawr! (ウェールズ語で良い旅を)
エド
エディ・ミード(Eddy Mead)
ウェールズ・カーディフ出身
エディはカーディフ・インターナショナル・ホワイトウォーターでラフティングとカヤックのガイドをしています。
今年の「Sickline」に向けたトレーニングをしていなければ、カーディフ湾でラフティングもしくは、地元の「Boater-X」のオーガナイザーをしています。
仕事前に(早起きすれば)南ウェールズ渓谷(South Wales Valleys)の渓流で朝練をしています。
誇り高き父親であり、また「Shreddy 」というカスタムRPMの持ち主です。
エクストリーム(過酷)なレース会場で会うこともあるかもしれません。